【ブラック企業体験談】ブラックな製造業勤務、ブラック企業を辞めるには強い決意が必要!

※このブログでは実際にブラック企業で働いた人の経験談やブラック企業を辞めた経緯をネットで募集し、一般の方に書いて頂きました。

実際にブラック企業で働いていた方のリアルな体験談ですので、今も「ブラック企業を辞めたい!」「早く転職したい!」と思ってる人のヒントや手助けになればと思います。 管理人

30代 男性

私は39歳の男性です。既婚者で子供は2人います。

ちょっと前まで私はあることで心がボロボロになっていきました。そのあることというのが会社がブラック企業になってしまったことです。務めていた会社は工場であり、製造業です。

印刷工場であり、フィルムにインクを載せていってどんどん印刷をしていくという作業になります。会社に入社したころはブラック企業という意識はありませんでした。

確かにちょっと辛いところはありましたが…..例えば、この私たち作業員たちは決まった時間に昼休みというものがなかったんです。

印刷物をラインで流している最中は休憩などもできませんので、印刷物が流し終えたらやっと休憩できたりお昼を食べれるといった感じなのです。

しかも、1時間などと決まった時間を休めるわけではなくて、次の仕事の準備の間接時間という扱いになっていて常に急がされている状況でした。

それでもブラック企業だという意識がなくて頑張ってきたのは、その昼休みの1時間分の残業代が出ていたからなんです。少しでもお金をくれるのならば仕方がないなと思って頑張っていたというわけです。

また、トータルでのお給料もそれなりにもらっていました。確かに基本給が11万円程度でブラック企業なんじゃないかとも思いましたが、生産手当や残業手当などもちゃんと支給してくれていましたのでもらえるお給料には満足できていました。

残業代のカット、サービス残業の強要が始まる

ところがです。会社が不景気になってくると状況が一変してブラック企業に変わっていったんです。まずはお昼休みがない分の残業代が完全にカットされました。これくらいであればまだ許せたのですが、残業をしっかりこなしているのにもかかわらず残業代を支給しなくなったんです。

つまりサービス残業をしなければならなくなったということ。これは大打撃を受けました。

さきほど私の基本給が11万円といいましたが、これは会社に入社してから7年ほど一切変わることがありませんでした。これは退職金をできるだけ抑えるためだったんです。退職金を抑えるために基本給を低くして生産手当や残業代などで普通の給料に見せていたのです。

そこで残業代が一切なくなったことでどうなったのかというと、支給されるお給料が手取りで15万とか16万とか驚くほどの安月給になってしまったのです。

私の子供は大学に入学したり、高校に入学したりでお金がとてもかかる時期にこんな状態になってしまったんです。家計が苦しくなるのは当然でした。

トップの交代で変わる職場と労働環境

そして追い打ちをかけたのが、新しくほかの会社から引き抜かれてきた工場長です。この工場長というのが最悪でした。

まずは社員たちの前で「有給休暇は絶対に取らせないから」と宣言しました。

また、仕事のやり方を変えるといってこれまでは日勤のみだったのを夜勤まで導入して稼働させるようになり、仕事でミスをすると全員の前で社員を罵倒する始末で私も何度も罵倒されました。そしてミスをしたことによるペナルティーで給料の減給までするようになってきたのです。

新しい工場長からの奴隷のような扱い、そして夜勤など導入されたにもかかわらずお給料は上がらずサービス残業の日々、さらに少ないお給料もミスをしたらお給料の減給と最悪な状態になったことで、私は心も体もボロボロになっていきました。

このあたりで次第にこのブラック企業を退社しようと思うようになったのです。

退職願を出すも引き止められる

退職しようと思って退職願を書いておき、タイミングを見計らい社長にその退職願を出したんです。そうしたら、社長が引き止めてきたんです。

まずは飲みに行って話を聞こうと言われてついていったら、そこで私に対していろいろとお説教してきたんです。

「お前のような資格も何もない奴はうちの会社を辞めても次の職はあるわけがない」

「このまま負け組になってもいいのか?これから会社は成長していくんだから耐えろ」

「これまでお前の仕事のミスをどれだけ会社が負担していると思っているんだ。とにかくそれを返すのが普通の大人だろう」

といった感じです。私は心がボロボロになっていたため、確かにその通りかもしれないと思ってしまって辞めるタイミングを逸してしまったのです。

体に異常が出て退職を決意!ブラック企業と縁を切るには強い決意が必要!

しばらくは説得されてしまってこのブラック企業で働き続けました。

その後あまりにもストレスを感じるようになり、体に蕁麻疹が出るようになってしまいました。

そんな状態でも会社に来いと社長や工場長から言われる始末でしたが、私はここで思い切って逆らって休んだのです。この休みで私は吹っ切れました。こんなブラック企業にずっといたら命すら危ういと思いました。

そこで、もう二度と会社にはいかないと決意。社会人としてはどうかと思いますが….郵送で退職届を出したのです。

その後は1度は保険証や社員証を返すために会社に行きましたが、その時は断固とした態度で退職する意思を伝えて正式に退職となりました。

やはり、辞めるには強い意志が大切だと思いました。

>>ブラック企業体験談まだまだあります。

[template id=”1268″]

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次