転職する際は要注意!元ブラック企業の社畜が教えるブラック企業9つの特徴

サラリーマン 残業

タイトルの「元ブラック社畜」って良くわからないですねw要は「元々ブラック企業で社畜の如く働いてた」って事です。ビルメンに関する事を書いてるブログなのですが自身の経験から「ブラック企業」についても色々書いていこうかと思います。

先日こんな記事を書きました。

真面目に今ブラックで企業働いてて転職したいと考えてる人は読んでみて下さい。逆に今回はブラック企業の特徴を挙げてみたいと思います。

今働いてる会社はどうでしょうか?また今後転職する際、ブラック企業に入社しない為にもブラック企業の特徴は把握しておいた方がイイです。

僕の経験などを織り交ぜながら話してみたいと思います。今はちゃんとしたビルメン会社で働いてますが、以前はブラック企業のツモ率が異常に高かったですw参考になればと思います。

 

目次

ブラック企業の特徴

長時間労働が当たり前

まずブラック企業と聞けば必ず出てくる代表的な特徴が長時間労働。基本的に毎日残業は当たり前です。前職は小売業をしていましたが大体1日14〜16時間位の労働w月間の就業時間は多い時で400時間前後だったと記憶しています。

労働時間が長い=ブラック企業とは言えませんが、元々僕らは三六協定という協定の元、月間で45時間、年間で360時間以上の残業は認められない事になっています。

ちなみに18歳未満は三六協定を結んでいたとしても残業や休日労働は認められません。

ブラック企業はもうそんな労働基準法なんか関係無しに長時間労働を課せられますので。

 

ちゃんと残業代が支払われない

仕事が終わらなくて残業してるのにちゃんと残業代を支払われないのもブラック企業の特徴ですね。「ちゃんと支払われない」の意味には「全く支払われない」「働いた分支払われない」などがありますが、僕の場合は「残業代は給料に込みだから」という事でしたw

僕の場合はみなし残業という残業代の支払い方法でしたが、20時間分しか支払われずそれ以上の残業はサービスです。月間100時間は残業してましたからね。その後は体を壊しました。

基本的に「残業代込み」は非常に怪しい感じがしますwそれ以上働かせられるのは間違いないでしょう。

残業代について良く言われたのが「残業してるのは仕事は遅いお前のせい」との意識を刷り込まれます。

「いやいや!この仕事量に対して僕1人ってw」と突っ込みたくなくなる事もしばしばですが、あくまで残業はお前の責任というスタンスですね。

 

就業規則をしっかり説明されない。見たことが無い

就業規則なんてあるの?そんな人は要注意です。就業規則には会社のルールや規範がしっかり書いてあるハズです。就業規則は労働基準法で10人以上の会社は必ず労働基準局に提出する決まりになってますから必ず有るハズです。

冊子として従業員に配る、もしくは何時でも好きな時に閲覧出来る状態になってるのが普通ですが…見たことありますか?もらってますか?もし会社が積極的に閲覧出来ないようにしてるなら、見られたら困る事が書いてあるからかもしれないと推測出来ます。

自分達の残業代や退職金の計算方法、有給休暇の付与の詳細や福利厚生に付いて書いてるハズですからちゃんと手元に置くか把握しておくべきです。自分がどんなルールの元働いてるのか知っておいた方が良いと思いますよ。

 

定時で帰れない雰囲気が蔓延してる

仮に定時で帰れそうな日が有ったとしても「定時で帰る奴はサボり」みたいな空気が職場に蔓延してます。あなたの職場はどううでしょうか?僕の前の職場ではまぁ無理でしたね。

そもそも定時で帰れるチャンスなんてほぼ皆無ですがwそれでもいつもより早く帰ると後ろめたさがありました。今思うと異常なんですけどね。

ブラック企業の特徴として長時間の労働が当たり前になってますが、それと同時に社員達の中にも早く帰えってはダメな空気が出来ます。だから周りの人に気を使って無駄に残ってる…みたいな事ありませんか?あと上司が残業してたら帰れないとか。

今までの経験上「年配の多い職場」にこの空気が流れてる気がします。

 

休日が少ない。休日も会社からガンガン電話が鳴る

コレも大変ですね。残業が多いならせめて休日はちゃんと休みたい所です。一般的な企業の年間休日は100〜120日位じゃないかなと思います。100日以下で少なめ、80 日以下で少ないと言えると思います。僕の前の会社では月4回の公休、年間休日48日でした。

ですが実際は48日も休めず休日出勤も結構ありましたね。実際は40日を下回る休日だったと記憶してます。あと休日でもガンガン電話くるんですよね「クレーム来たから今から出勤してきて!」とかザラです。

就業時間と仕事以外の時間の境界線が曖昧なのもブラック企業の大きな特徴かなと思ってます。

 

従業員が少ない。慢性的な人手不足

1人あたりの仕事量が多いのがブラック企業の特徴です。というか従業員の数が少ないので必然的にそうなりますよね。常に人手不足なので年中求人を募集してます。もう想像出来ると思いますが、すぐに人が辞めてしまうので人材が育たないんですね。

人材育成が下手とも言えます。とにかく1.すぐ辞める→2.人が育たない→3.一人あたりの仕事増える。このループから中々抜け出せずに繰り返しです。ですからいつまでも労働環境が良くならないんですよね。

 

ノリが体育会系で精神論が多い

上下関係がハッキリしてて仕事の相談をしても精神論で返される事が多いです。現実的に不可能な事も「気合、根性」などの言葉で返されます。

短期の売上予算を作成した時なども、僕の予算案の詳細などは目も通さずに予算値だけを見て「もうちょっと気合でなんとかできねーの?」という事を繰り返し言われましたw詳細を見てから言ってくれ!

体調が悪い時なんかもまぁ休めませんよね、気合根性論です。以前インフルエンザに掛かった時も2日後に電話来て出社しましたもんね。インフルエンザを風邪という会社は要注意w気合で治せと言われます。

 

現場をマネージメントしてる人がいない

居ないというか、一応中間管理の役職は居るのですが、現場は丸投げの管理職が多い様に思います。コレは今まで働いてきた小売でもサービス系の仕事でも営業職でもそうです(色々仕事してきましたw)

逆にブラック臭い企業でも管理職の人がリーダーシップを取って現場を引っ張る様な環境だとある程度職場は回りますし、離職率もそこまで高く無いです。

例えば小売やサービス業なら店長やマネージャー、営業職なら係長や課長あたりでしょうか。残念な事にブラック企業はみんな余裕が無いから視野を広く持ってマネージメント出来る様な人は少ないと思います。これ経験上の私感です。

 

親族経営は要注意!※完全に私感です

今まで色々な仕事をしてきましたが、個人的には親族経営はトップダウンの体育会系率が高い様に思います。社長の権限が絶大で役員が単なる取り巻きと化しています。大体は専務が奥さんか息子ですね。

社長の一言は絶対ですから現場に対しても社長が直接色々言ってきたりします。

そうすると取り巻きは大慌てでやれ修正しろだの改善しろだの。もう完全に私感ですが、一代で会社を築いたような社長は自己顕示欲が強くてワンマン経営のイメージです(今まではそうでした)正直そういうのは会社として長続きしないと思うのですが…。

親族経営は大企業でも問題が多いですよね、僕なら会社規模に関わらず転職時に親族経営とわかればその会社は絶対避けますね。もちろん親族経営の会社ずべてがそうだと言ってるわけではありません。

 

まとめ

今の自分の会社はどうですか?あくまでも僕の経験を元に書きましたが当てはまる項目が多い人は要注意です。特に長時間労働の常態化と人手不足は深刻ですよね。僕は最終的に体を壊して退職しましたが、そうなる前に転職、退職の決断をしたほうが良いと思います

 

まだまだ今挙げた様な会社って多いと思うんですよね、そしてそういう会社に勤めてる人程「自分が辞めたら会社が回らない」「自分が辞めたら他の人に迷惑が掛かる」と思ってなかなか転職出来ずに居ます。

今後転職する人も上記のようなブラック企業を選択しないようにするためには、転職先の事前調査や募集要項、口コミを確認しておくことです。ブラックな会社に入ると辞めるのも一苦労ですからねw気をつけて下さい。

※追記 今回の内容よりもう少し踏み込んだ記事を書きました。良かったらどうぞ!

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